酵素を多く含む食べもの
酵素の種類と働きでも説明しましたが、通常、酵素は1つで1つしか分解できないという特長があります。ですが、パパイヤに含まれるパパイン酵素は三大栄養素(糖質・タンパク質・脂質)すべてを分解する強力な酵素!
特に、青パパイヤ(完熟していないパパイヤ)は更に強力といいます☆
ただし、酵素が含まれる食品を加熱してしまうと酵素は失活してしまうので、食物から酵素を摂取したいならば加熱処理をしない"生物(ローフード)"が基本です。
野菜や果物以外にも、魚や肉にも酵素は含まれていますが、刺し身にできる魚も限られますし、生肉は食中毒の面からリスクが伴うので中々食べられません・・・加熱調理した魚や肉から酵素は取ることができませんが、消化を助ける助っ人をメニューに加えると、消化酵素が抑えられ、体内酵素の温存にも役立ちます。
例えば、焼き魚に大根おろしを添えます。大根おろしは、大根に含まれるアミラーゼがデンプン質を消化してくれます。大根は、すりおろすことで、消化酵素が細胞の外に出てさらに活発になります。
魚だけでなく、肉料理や天ぷらなど消化に悪いものには、付いていることが多いですよね。脂肪やタンパク質も分解する酵素ももっているので、いろんな料理に取り入れていきたいものです。
トンカツにはキャベツが付き物。生キャベツにも酵素はたっぷり含まれているので当たり前のようについてくるんですかね??キャベツに限らず、レタスやきゅうりなど生野菜が添え物になっているのは、彩り&栄養の他にも消化も助ける名脇役です!!
☆分解酵素別に分けて見ました☆
デンプン(炭水化物)を分解する酵素を(リアミラーゼ)多く含む食品 |
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キャベツ・じゃがいも・ナズ・パプリカ・生姜・パイナップル・バナナ・梨・キウイなど |
タンパク質を分解する酵素(プロテアーゼ)を多く含む食品 |
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キャベツ・ホウレンソウ・ニラ・ブロッコリー・ゴーヤ・アボカド・りんご・プルーンなど |
脂質を分解する酵素(リパーゼ)を多く含む食品 |
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大根・トマト・グレープフルーツ・セロリ・イチゴ・イチヂクなど |
酵素を多く含む食品を食べるタイミングですが空腹時がBESTです!食前や、お腹が空いたときなどに酵素を多く含むフルーツを食べたり、すりおろしたジュースにするのもおすすめです。
中でも、気軽にとりやすいのがバナナ。
黒くなり柔らかくなったバナナには酵素がたっぷり含まれています。食物繊維も一緒に取ることもでき、なにより皮を剥いて食べるだけなので一番手軽に酵素をとることができる食べものではないでしょうか☆
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